2ヶ月ほど実際に住んでみて
感じた事、物価や治安などの暮らしやすさや、注意点などを記事にしました。これからチェンマイに住まわれる方/観光される方の参考になれば嬉しいです。
マレーシアで3ヶ月間過ごした後
私たち家族は、隣国タイに移動し
「チェンマイ」というタイ第2の都市で2ヶ月間実際に生活してみました。
タイ・チェンマイ郊外で2ヶ月間実際に生活してみた感想
総評:タイ・チェンマイの人は温かくとても親切。日本と同様お辞儀の習慣があり、「ニコッ」と笑顔で会釈すれば「サワディー・カップ(こんにちは)とコップン・カップ(ありがとう)と出川イングリッシュ」で快適に生活できてしまいました。物価も安くて有難いです。
私たちが直面した、唯一の問題点は「犬」でした。
野良犬も飼い犬(放し飼いなので、門が開いていると自由に外へ出て来ます。)も多く、非常に怖かったです。
移住候補地としての総合評価:○ (犬問題をクリアできれば◎)
今回、私たちは、
チェンマイの中心部(旧市街地)から、数キロ程度離れた郊外。
ノーンブン地区にそれぞれ1ヶ月ずつ貸家を借りて、生活しました。
貸家はairbnbで探しました。
(こちらはノーンブンの貸家・古くて少々建て付けがわるいが静かで快適でした。)
当初は中心部に近い場所で
コンドミニアムを探していたのですが、タイミングの問題か、なかなか良い所を見つけられず郊外の一軒家に住む事になりました。
そのため、周りは完全に
地元タイの方ばかりという環境で2ヶ月過ごすという貴重な体験ができました。
チェンマイの物価は?
まずは物価から。
先日まで住んでいた
マレーシア・クアラルンプールの物価も非常に安いと感じましたが、
チェンマイも同様かそれ以上に安いと感じました。
チェンマイでコスパが圧倒的なのはご飯・外食
とにかくチェンマイで
安いと感じたのがご飯です。
屋台も至る所にあり、
お店(レストラン)のバリエーションも豊富。
ローカルの安くて美味しいお店がたくさんあります。
ガパオはだいたい40〜50バーツ(140~175円)で食べれます。
名物カオマンガイも郊外の安いお店だと
35バーツ(120円)くらいから食べられます。
外食の安さ、バリエーションの多さは
マレーシア、クアラルンプール以上とみました。
一皿の量はどのお店も少なめな事が多いです。
なので、自分たちは、
3人で4〜5皿など、少し多めに注文する事も多いです。
たいていのお店で
テイクアウトができます。
近所のお店から持ち帰り。(ハンバーガー50バーツ175円/ガパオとカオパ(チャーハン)は40バーツ140円)
ドリンクも安くて美味しいです。
ショッピングモールとかだと
アイス系で50バーツ〜70バーツ前後はしますが、
20バーツ〜35バーツ(70円〜120円)くらいで飲める所もあります。
(家の近所のアイスコーヒーは
20バーツ(70円)と安いので外に出る度に買って帰って来ていました・笑)
基本的にローカルの方が普段利用するようなお店に行っていましたので、市街地の有名なバザー内のお店やニマンヘミン通りなど、観光地価格の所はもう少し高いと思います。また、ショッピングモールのレストランの中でも少し高級なお店は、当然ながらもっと高いです。
タイの人も、ちょっと「お出かけ」で食べに行く場所と、普段食べる場所を上手に使い分けている印象です。
特に嬉しかったのは、
マレーシアでは
見つけられなかった(安くて)美味しいコーヒー屋さんを見つけられた事です。
こちらのお店の写真のラテは1杯45バーツ(160円)。
日本にあったとしても普通に美味しいと感じるレベル。
でも見つけたのが、
引っ越しの1週間前で
2回しか行けなかったのが残念でなりません・涙
チェンマイでは、輸入食材や、映画などはKLよりやや高めか?
という事で、チェンマイ(ひょっとしたらタイのほか地域も)の魅力は、食事や飲み物のコストパフォーマンスの高さ。
これはもう、圧倒的でした。
逆に、クアラルンプールと比べて、
ちょっと高いかなと感じたのが、
「ヌテラ」などの輸入系のものでした。
またスーパーでの食材の買い物は
KLとほぼ同じかやや高いかという印象でした。
この辺りは、どういう買い方を
するかでいくらでも変わってくるので、一概に比較するのは難しいですが・・・。
映画はマレーシア10リンギット弱(260円)に対して、
チェンマイ150バーツ(525円)と
日本に比べれば格安ですが、
映画好きの自分としてはマレーシアに軍配です。
スパイダーマンファーフロムホーム観てきた😊
続きが気になる!
新作公開は来年?再来年?
チェンマイプロメナーダの映画館は
平日空いててオススメ!#スパイダーマンファーフロムホーム #SpiderManFarFromHome pic.twitter.com/lRT3JAMrNn— 21kfamily (@21kfamily) 2019年7月30日
ただ、チェンマイの映画の料金は
日本のようにほぼ一律という感じではなく、同じ映画でも映画館や上映日などによってかなり違ってくる印象でした。
なので、上手く探せば
もっとお得に見る事もできるかもしれません。
毎週水曜日は80バーツ(280円)という映画館もありました!
チェンマイの治安はとても良い印象
マレーシア・クアラルンプールと同じく、チェンマイの治安も大変良い印象で、住んでいる間、危険を感じる様な事は一度もありませんでした。
ローカル度ほぼ100パーセントの
ナーモーのナイトマーケットにも行きました。
その時の様子はこちらをどうぞ。
すごい人だったのですが、
(人混みの写真は著作権の関係上撮れなかったのが残念です。)
すごく居心地が良くて、
治安も不安がありませんでした。とっても緩くて平和な雰囲気でした。
(人が多いのでもちろん、カバンや財布の持ち方などは最低限各自気をつけるべきです。)
注意点:犬がとにかく多いです。近づかない様に気をつけましょう。
チェンマイ郊外の生活で、
一番ストレスだったのが「犬」でした。
街の中心部や、
人通りの多い所の犬は
おとなしくて、近づかなければ平気です。
ただ、郊外の路地(ソイ)に入ると野良犬&飼い犬問わずウロウロしていて出くわす可能性が結構高いです。
昼間は暑いせいか
わりと大人しいので
まだ良いのですが夜は動きも活発になり、攻撃的になります。
(お寺にも犬が多いので夜は注意。)
2月目に借りた、
ノーンブンの貸家は
メインストリートから「ソイ」と呼ばれる路地に100メートルくらいありました。
路地に入るとしばしば
犬が駆け寄って来て「吠えながら唸って威嚇して来ます。」
特に夕方以降は遭遇率が
高くて怖かったです。
2回ほど、「もうあかん。噛まれる!」
と思うほど近づいて来て吠えられた事がありました。とにかく目を合わせずひたすら歩いて(走らずに)なんとか家までたどり着きましたが、行きた心地がしませんでした。
必ずGRABで玄関まで送ってもらう事にしていました。
夕方〜夜は、たった100メートル先の
メインストリートまで出れば、安くて美味しいレストランや持ち帰りできるお店が沢山あるので、「犬のこわさ」で行動が制限されてしまい、これが非常にストレスになりました。
バイクに乗っていれば、
犬は追いかけてこない様子なので、もしもチェンマイなど、タイの郊外の路地に入った場所などに住む場合にはスクーターなどに乗れた方が、犬に関しては安全かなと思いました。
まとめ
という事でチェンマイ郊外で
2ヶ月ほど生活した感想でした。
(写真はセントラルエアポートプラザ内の様子。)
クリアできれば移住候補地として素晴らしい場所だなという印象を持ちました。
今回はチェンマイの中心地ではなく
5〜8キロ位離れた郊外に住んだので、犬に関しては中心地に近いところのコンドミニアムなどに住めば解決する問題かもしれません。
また、私たちは家族3人で
生活しているので、自炊の頻度を増やす事でマレーシアKLでもかなり生活費を抑える事ができました。
しかし若い方が一人で移住や
外こもりをする場合は、外食がほとんどになるかと思います。
その場合は、KLよりもチェンマイの方が
食費はかなり抑えられると感じました。
10月の後半から11月12月の乾季になります。
この頃のチェンマイは
非常に涼しくて過ごしやすく、観光にもベストだと地元のGRABドライバーさんが言っていました。
なので、ノマドスタイルで
好きな時にチェンマイに来る事ができる方や、観光の方には、この季節がおすすめです。
私たちが滞在した、
6月7月8月は、
レインシーズン(雨季)で、蒸し暑い日や、どんよりとした日も多かったです。
比べたら過ごしやすいという印象を受けました。
(ただし、クーラーがあるホテルやコンドミニアム、宿泊施設にした方が絶対に快適です。
自分の場合は暑い時間帯はクーラーがないと無理でした・笑)
それにしても、
タイは世界中の旅好きを
惹きつけて止まない、不思議な魅力を秘めた国です。
たった2ヶ月住んだだけじゃ
全然足りない。もったいない!というのが私の感想です。
タイ&チェンマイに、また
絶対に戻って来たいと思っています。
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