本当は、ベトナムの次は台湾(高雄)に行く予定で航空券も取っていたのですが、いざ台湾の滞在先をエアビーで探してみたら、パッとしなかったんです・・・。
コンドミニアムの物件が少ない&高い、アパートや一軒家も古いものが多い・・・
マレーシア、タイ、ベトナムとエアビーの満足度(コスパや快適さ)が高かったので、どうしても台湾のエアビー案件に魅力を感じられませんでした。
きっと、現地で足で探して交渉すれば、もっといい物件に出会えるのかもしれませんが、私たちにそこまでの情熱はなく、台湾にこれだけのコストをかけるのなら、別の場所に行くという選択肢も考えられるよね・・・
そこで候補に上がったのが「ジョージア」でした!
前々から「いつか行ってみたい」と思っていたものの、日本からのアクセスが良くないので、気軽に行き来できる場所ではないなと懸念していました。
しかし、数ヶ月ごとに国を変え移動しながらの生活も、少々慌ただしい部分があり
- どこかでしばらく長居するのもいいよね?という気分になっていたこと
- ちょっとヨーロッパの雰囲気も満喫してみたいと思ったこと
- 広くて綺麗なお部屋を安価で借りれる選択肢が豊富にあったこ
- 物価は安いことなど
- 長期滞在できること
など、家族の気分とメリットが合致したので、ジョージア行きが決まりました。
ベトナムからジョージアまでの道のり(飛行機での移動)
【大まかな移動経路(日程)】
ベトナム(ホーチミン)→シンガポール→ドイツ(ベルリン)→フランス(マルセイユ)→ジョージア(クタイシ)→ジョージア(トビリシ)
今日から移動です。取り敢えずairbnbで借りたアパートを引き払ってホーチミンの中心部へ。
今夜は、ホテルに1泊して明日出国。
ホーチミン→シンガポール→ドイツ→フランス→ジョージア。4泊7日というおっさんには、しんどい日程。そして、このタイミングで持病の腰痛が再発。
正直不安しかない。— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 6, 2019
(余談ですが・・・)これまで暑い国々を転々としていたので、冬服がない・・・ということに気づき、道中のヨーロッパも寒いことを想定し、ベトナムで防寒着だけ準備して旅立ちました。
移動1日目 ホーチミン〜シンガポール
移動初日。
ベトナム出国。ホーチミンとしばしのお別れ。また住みたい街の一つです。#ホーチミン pic.twitter.com/bltcWD1kmT— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 11, 2019
シンガポール/チャンギ国際空港でtransfer(乗り換え)。
この写真のすぐ左側でめっちゃ真剣に腕立てを繰り返す西洋系の男性と、何故かギターを出して弾き語りをしている人(民族不明)がいてびっくり。
僕はその横にゴロンと横になり腰痛を癒す。
家族は少し離れたベンチに座り他人のフリをする。 pic.twitter.com/wqhvNJjZ7Z— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 11, 2019
移動2日目 シンガポール〜ベルリン(テーゲル空港/TKL)
移動2日目
深夜1時シンガポール発。13時間のフライトの末、ドイツ/ベルリンのテーゲル空港に到着。
途中どれくらい時間が経ったかと時計を見たら、まだ4時間しか経っておらず軽く絶望・笑
時差で7時間ほど巻き戻されて現地時間の朝7時着。
この時点で時間感覚がめちゃくちゃ。訳が分からなくなる・笑 pic.twitter.com/nNG01Gwyyk— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 11, 2019
ドイツのイミグレ(入国審査)で滞在期間を聞かれて1日と答えたら、「1日は短すぎない?」「もうチケット取ったの?」という感じで質問される。チケットを見せると「Welcome ! 次はもう少し長く楽しんで。」というような事を言われる。フレンドリーな対応だった。
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 11, 2019
ベルリンのテーゲル空港で朝食。
3人分でお値段なんと30ユーロ(3600円くらい)。
空港価格プラス先進国価格のダブルパンチをくらってノックダウン寸前。東南アジアの物価に慣れきった身にはつらい。
味はすごく美味しかったです。 pic.twitter.com/NfcxV8tSXB— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 12, 2019
翌日、ドイツ→フランスの飛行機は「シェーネフェルト空港」から出るため、ベルリンからシェーネフェルト空港近くの宿まで移動。
テーゲル空港→シェーネフェルト空港へ移動し、近くの安宿(と言っても安くない)に宿泊。
バスでベルリン中央駅(Hauptbahnhof)まで行って、そこから電車。シェーネフェルトはかなり郊外にあって周りに何もない。ヴェレダの歯磨き粉など買いたいものがあったが断念。市街で済ませておけば良かった。 pic.twitter.com/FeY3VefnAb
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 12, 2019
移動3日目 ベルリン(SXF)〜フランス(マルセイユ)
移動3日目(ベルリン/ドイツ→マルセイユ/フランス)。
7時のフライトなので5時前に宿を出て空港まで歩く。朝靄の中、30分ほどで空港に到着。寒かった。ベトナムで買ったスキーウェアが役にたった。 pic.twitter.com/2R3XA39Y9f
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 12, 2019
ドイツ→フランスはEU圏内だからかイミグレもなく国内線感覚で乗り降りできた。
easyJet という向こうのLCCの代表みたいな航空会社だけど、ヨーロッパサイズでアジアのLCCより座席間も広くて快適だった。
事前にネットで調べた評判が最悪だったので覚悟して乗ったけど、拍子抜け。快適♪#easyJet pic.twitter.com/uL4FliQKAu— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 12, 2019
ベルリン→マルセイユ間は約2時間のフライト。
いつの間にかすっかり晴れて、機内から見えるマルセイユの景色も素敵だった。つかの間の観光気分を楽しむ。#マルセイユ pic.twitter.com/gQwZdmoYn4— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 12, 2019
9時半にはマルセイユ空港に到着。イミグレもなし、パスポートの提示すらも求められず、出口を抜けて即自由の身に。非常にスムーズで有難い。
この日は空港近くの宿に泊まり、翌日、同じ空港からクタイシ (ジョージア)へ向けて移動する。
まだ午前中だし今日は楽勝だと喜んだが甘かった。 pic.twitter.com/nu60NH2Vny
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 12, 2019
仕方なく、uberを使ってホテルまで移動。
8.8ユーロ(1000円ちょい)。まったく想定外の出費なので地味に痛い・笑例によって、安宿だけどそれほど安く感じないホテルに泊まる。
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 12, 2019
たたみ5畳程度のスペースに強引にシャワーユニットが組み込まれた部屋だった。ダブルベット1台、シングルベット1台の部屋を取ったんだが、まさかシングルベットが空中にあるとは思わなかった。53ユーロ。これで6000円越えとは恐れ入った。この旅で一番痛い失態。
カモられた感満載である。#人生勉強 pic.twitter.com/vOsjmvzBSZ— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 12, 2019
移動4日目 マルセイユ〜ジョージア(クタイシ )
移動4日目
14時過ぎの便でマルセイユ(フランス)を出てクタイシ(ジョージア)へ向かう。
今回のフライトはeasyJet と並んでLCCの代名詞とも言えるRYANAIR。座席間もeasyJetと同じ位で快適。
AirAsiaの近距離便の座席間の狭さに比べたら天国。4時間半のフライトだが、現地到着は時差の関係で21時半。 pic.twitter.com/dFS7RsOO3R
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 13, 2019
時期が良かったのか、ライアンエア「マルセイユ→クタイシ(距離約3500キロ)」がわずか9ユーロ(1080円)。
空港のサンドイッチ&コーヒーが10ユーロ(1200円)。
時差ボケで体内時計も崩壊しているが、
金銭感覚も崩壊。
わけが分からない。写真の左より右の方が高い。#ライアンエアー pic.twitter.com/UkC9PWSKz9
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 13, 2019
ジョージアクタイシ空港到着!
現地時間午後9時すぎ。
クタイシ 到着。
ついにジョージアの地を踏んだ。飛行機から自力でタラップ(階段)を降りて、少し離れた空港らしき建物へ向かって、みんな思い思いに自分のペースでバラバラと適当に歩いていく。
斬新だ。風通しが良くていい。#クタイシ #ジョージア pic.twitter.com/7y0qPwVviK
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 13, 2019
入港時にちょっとしたトラブルあり・・・
入国審査も特に何も聞かれずスムーズに通過。
ついにジョージア入国だと思ったが最後の荷物検査でうちのカミさんがひっかかってしまったらしく、一人だけ、待てど暮らせど出てこない。何やら嫌な予感を感じつつひたすら待つ。
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 13, 2019
30分経ってカミさんもジョージア入国。
持っていた常備薬を全種類ネットで調べながらチェックを受けたそうな。
なぜかビオフェルミンにやたら関心を示され「これは何に使うんだ?」との質問に英語に上手く答えられず、最後は日本語で「腹痛」とさけんだら「OK!」と解放されたらしい。
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 13, 2019
という事で、常備薬がたくさんある方は、薬の英語名と用途を紙にでも書いておくと、こういう事があった時にスムーズに入国できるかもしれません。
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 13, 2019
どうにかジョージア入国を果たして、この日はこのままクタイシで空港泊。
写真のような仮眠用のスペースが2カ所あった。カフェが併設されている方に陣取るべし。外側の方はタクシーの勧誘攻撃がすごくて安眠できない。
コンセントもありスマホの充電もできる。
寝ている間の荷物管理はしっかりと。 pic.twitter.com/2P72ooCkzK
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 13, 2019
移動5日目 クタイシ〜トビリシ
クタイシ→トビリシは、オムニバス(Omnibus)で早朝の移動。
クタイシ空港到着後、空港内のバス予約カウンターで予約できました。(英語可)
移動5日目。
朝まで待って日が出てからトビリシへ向かう方が安全だと思っていたのだが、バスの時間を聞くと、この日は夜中3時半ごろ出る便があるとの事で、仮眠してそれに乗る事にした。
Omnibus クタイシ → トビリシ 約4時間 200キロ 20ラリ(800円) pic.twitter.com/tHjqkSzJvg— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 13, 2019
クタイシ→トビリシ間のバス。運転は上手なのだがやたら飛ばす。
対向車線に入ってガンガン追い抜きをかけるのだが正直こわかった。休憩は1回。走りは始めて30分ですぐに休憩。
トイレが有料で0.5ラリ(20円)硬貨が必要。持っていなかったので、1ラリ硬貨を併設のお店で両替してもらった。
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 14, 2019
トビリシ市街に入ると何カ所かで停車してお客さんを降ろしていく。
バスに表示された気温は2度と寒い。
何度目かの停車時、私たちがボーッと座り続けていたら
「Here is last stop.(終点だよ)」と近くに座ってた人が教えてくれた。妙に見晴らしのいい場所に突然放り出されちょっぴり焦る。 pic.twitter.com/Vjt1ZNUPkm
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 14, 2019
朝焼けが美しく素敵な景色だがとにかく寒い。街の中心部が終点だと思っていたのだが、なんかちょっと違ったみたいだ。
止まっていると寒いので、グーグルマップを頼りに駅らしき方向に歩いてみる。
個性的な外観のマックを発見。
が、開店は8時。仕方がないので20分ほど周りを歩いて耐えしのいだ。 pic.twitter.com/j2mDoxil1N
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 14, 2019
地下鉄に乗ってアパートへ。
窓口でメトロカードを購入(2ラリ・40円)。これに3ラリ(120円)分チャージ。1回0.5ラリ/20円。
一緒に地下鉄の乗り方も教えてもらう。
エスカレーターの長さと深さに驚く。
御茶ノ水よりも長い。地下鉄内はみんな割とseriousな表情。
NewYorkのsubwayを思い出した。 pic.twitter.com/3zBBggdAQk— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 14, 2019
駅を出ると活気がある、下町の雰囲気。
気に入った。なんとなくやって行けそうな気がする。駅から数分。親切なホストご夫妻と対面しご挨拶。無事にアパートに到着。
一息ついて買い出し。噂通りの物価の安さで嬉しい。
長い移動を終え
ようやくジョージアでの生活が始まりました。#ジョージア pic.twitter.com/NvrWBVZoNm— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 14, 2019
移住後約1ヶ月はAirbnb生活
airbnbは問題もあるかもだがやっぱりすごい。
自分が異国に着いたその日から、現地のアパートで普通に生活できる。ひと昔前ならまずはホテルで2〜3週間滞在しながら、現地で部屋探しをしなくてはならなかった。
今はエアビーで1ヶ月部屋を押さえて、チケット取るだけでプチ移住できる。#airbnb pic.twitter.com/i8GJUsMUO3
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 15, 2019
トビリシの中心部からは少し離れた場所なので、airbnbの1ヶ月の賃料も3万円程度と安かった。
2ベッドルーム(日本でいう2LDK)で、水道光熱費も込み。
この辺りの雰囲気が気に入ったので、airbnbを通さない部屋探しにも挑戦してみようと思う。
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 15, 2019
エアビー生活が2週間経過。自力で賃貸するための家探しをスタート!
ジョージアに来て2週間。ぼちぼちと部屋探しを開始。
普段は1ヶ月ごとにairbnbで部屋を見つけて引っ越していましたが、トビリシでは普通に賃貸で部屋を借りてみる予定です。— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) November 26, 2019
部屋探しの珍道中は、また別の記事でご紹介できたらと思っています。
ちなみに、もしも僕が独身だったら選んだだろう家はこちらです。
家賃は約2万5千円。
ダンジョン感のある入り口がたまりません。そして部屋の中はなかなかオシャレで、そのギャップも楽しめます。ここも80平米と一人で住むにはちょっと広すぎますが、何人かで家賃割り勘で住んだら楽しそう。 pic.twitter.com/7hr74ztOiR
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) December 2, 2019
片言の英語力でも、海外(ジョージア)で部屋探しをして賃貸物件を借りる事ができたので、そのやり方をamazonの電子書籍で出版してみました。
kindle unlimitedなら無料で読めますので、よろしくお願いします。#ジョージア #海外移住 #ノマド https://t.co/zJHrCPoWQT pic.twitter.com/mZke9jLjik
— いどほりグマ🇬🇪ジョージア@海外移住 (@idohorikumasan) January 3, 2020
移住後の生活では、あいさつ+αのジョージア語ができると生活がより豊かになります!
ジョージア語がいっさい喋れない状態で移住した私たち。
部屋を借りたオーナーさんは英語が話せません・・・。
路上の八百屋や市場での買い物も、あいさつや金額のやりとりなどの面でジョージア語がわかったほうが便利。
英語ができる人もいるので、必須ではありませんが、ジョージア語で挨拶をするだけで、すごく場が和むので、生活に必要な言葉から、ちょっとずつジョージア語を勉強することにしました。
現在は、日本語が話せるジョージア人に、日常生活で出番の多いフレーズや覚えておくと便利な日常会話を中心に、ジョージア語を習っています。
これは役に立つな!と思ったことを発信するジョージア語サイトも随時更新していますので、ジョージア語を勉強したい方や、ジョージア生活に興味がある方は、下記サイトも合わせてご覧ください!
コメント