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海外に住む、日本の非居住者が使用できる銀行口座まとめ

銀行口座

 

日本の非居住者になってしまうと、口座の利用に制限がかかってしまう
銀行が多いという事が調べてみて分かりました。
本記事では、海外在住であっても口座を維持&使用できる
銀行をリストアップ&まとめてみました。

 

 

海外へ移住した場合、日本で開設してあった銀行口座は
そのまま使えるのでしょうか?

 

調べてみたところ、海外に住んでいる事が分かると、
解約しなくてはならなかったり、

 

利用に著しく制限がかかってしまう銀行が多いという
事が分かりました。

 

海外に渡ってから、現地の口座を作って
そちらを利用できる様になるまでには、
かなり時間がかかります。

 

それまでは、日本の口座を利用できないと困ります。

 

そもそも、自分の場合、いくつかの国をお試し移住しながら
最初の1〜2年は過ごす予定なので、
現地の銀行口座が作れる保証がありません・・・。

 

そして、海外に住むとはいえ、日本人ですから
日本のサービスを利用したい時などは、
日本の口座があった方が便利です。

 

そこで、非居住者になっても安心して
使える銀行口座があるならば、
事前に作っておこうと考えました。

 

 

海外に住む、日本の非居住者が使用できる銀行口座まとめ

 

 

普段使っている口座がそのまま使えれば一番便利なのですが、
自分の場合は、現在の銀行口座が、非居住者に対応しているかどうか、
よく分かりませんでした・・・。

 

そこで、非居住者用のサービスがある銀行に
口座を開設しておく事にしました。

 

海外在住者用のサービスがある口座も、
基本的には日本に住んでいるうちに作っておく必要があります。
海外に渡ってしまった後、向こうから口座開設する事は
できない様です。

 

なので、あらかじめ日本に居るうちに口座を開設しておき、
海外に渡る際に、住所変更など、手続きを行う形になります。

 

はじめに、注意点です。

 

マイナンバー制度などの関係もあり、
海外居住者の銀行口座の利用や、海外への送金などに関する事柄は、

 

近年目まぐるしく、規定が変更されており、
今後も様々な変更や規制が出てくるかもしれません。

 

本記事は、私が海外移住の準備をしている2018/10月時点で、
リサーチしたものです。
今後、時間の経過とともに記事内容と実際のズレが生じる
可能性があります。

 

今現在は、非居住者向けサービスがOKでも、
ある日突然、それらが終了する可能性が
まったくゼロではないので、

 

読者のみなさんも、必ず最新情報を
確認するようにして下さい。

 

では、それらを踏まえて頂いた上で、
現時点で、非居住者向けのサービスがある銀行口座を
紹介します。

 

 

ソニー銀行

 

 

ソニー銀行は、非居住者となった後も引き続き口座が
利用できます。

 

すでにソニー銀行に口座を開設済みのかたは、海外への転勤・留学などにより税法上の非居住者となられた後も、引き続きソニー銀行口座をご利用になれます。

ただし一部のお取り引きに制限があるほか、海外へ転居される際は、日本国内のご連絡先となるかたをご登録いただくなど、所定のお手続きが必要です。

 

ソニー銀行のホームページより抜粋

 

ソニー銀行に口座を開設すると、
Sony Bank Wallet」という、キャッシュカードとVISAデビットが
一緒になったカードを発行してもらう事ができます。
年会費&発行手数料ともに無料なのも嬉しいです。

 

このカードを使って、海外のATMから
現地通貨の引き出しや
VISA加盟店でのショッピングができます。

 

なお、いくつか利用に制限があります。
それらは、上記ソニー銀行のホームページより
確認できます。

 

口座開設予定の方は、しっかりと確認しておいた
方がよいでしょう。

 

気になるところでは、「ソニー銀行からの外貨送金」(海外への送金)と、
WEB振込決済」が出来ないとの事。

 

これらサービスが必要な方は、ちょっと使えないかもしれません。

 

自分の場合は、現地のATMから、
現地通貨が引き出せる事と、VISAデビットで、
カード支払いができる事が、もっとも必要かつ
重要な事だったので、当面は、このカードが使えればOKです。

 

 

 

SMBC信託銀行

 

SMBC信託銀行のプレスティアという口座も
海外在住/非居住者となった後も利用が可能です。

 

こちらも、所定の書類の提出などが必要です。

 

詳しくは、こちらのページでご確認ください。

 

SMBC信託銀行の非居住者口座について

 

なお、SMBC信託銀行は、
口座の残高(月間平均)が日本円で50万円以上、
または、外貨として20万円相当以上ない場合、
月々2,000円(税抜き)の口座維持手数料がかかります。(詳しくは、手数料について←URLより確認して下さい)

 

 

うむ・・・。富裕層ならまだしも、
自分のような零細青色申告レベルのノマドワーカーには、
月々2000円(しかも税抜き)の手数料は痛いですね。

 

日本円の残高が50万円を切らなければ良いのでしょうが、
何があるか分かりませんし・・・ちょっと心配です。

 

ただ、SMBC信託銀行では、海外からオンラインで送金先の登録が
出来ないという制限はあるものの、海外への送金は可能との事です。

 

これは、ソニー銀行では出来なかった部分なので、
SMBCの一つのアドバンティッジと言えそうです。

 

 

三菱UFJ銀行

 

 

三菱UFJ銀行は、インターネットバンキング(三菱UFJダイレクト)で、
登録住所を海外に変更すると、非居住者扱いとなり、

 

やはり一部サービスに制限はあるものの、
引き続き利用が可能です。

 

海外でのカードの使用(三菱UFJ-VISAデビットカード/年会費1,080円)や
海外送金(制限はあり)など、必要な事は概ねこの口座で出来そうです。

 

海外送金をする場合は、事前(日本にいる時)に
送金先を登録しておかなければならない様です。

 

新たに送金先を登録するためには、
三菱UFJダイレクトから、三菱UFJグローバルダイレクトという
海外勤務者向けのサービス(月額300円)に切り替える必要があります。

 

また、このサービスは、海外勤務者用で5年以内に帰国予定の方が
使用できるものだという事です。

 

自分の様な自営業者向けのものではなさそうですね・・・。

 

三菱UFJグローバルダイレクト ← 詳細はこちらをどうぞ。

 

三菱UFJダイレクトと三菱UFJグローバルダイレクトの違いが少し
ややこしいですが、こちらの掲示板がとっても参考になりました。

 

 

三井住友銀行

 

 

三井住友銀行にも「SMBCダイレクト・グローバルサービス」という
非居住者向けのサービスがあります。
月額利用料は216円(税込)です。

 

こちらは、海外勤務者および留学の方を対象にしたサービスのようです。
自分は自営業者なので、利用できるのかどうかちょっと分からないところです。

 

詳細は公式サイトをご覧下さい。→ SMBCダイレクト・グローバルサービス

 

 

まとめ

 

非居住者向けのサービスがある銀行を4つ紹介しました。

 

自分の場合はソニー銀行と、
念のためにもう一つサブ口座を作っておこうと計画しています。

 

先にも書いたのですが、
近年、マイナンバーに関連してか、海外送金や、
海外居住者に対する銀行の対応もしょっちゅう変わっている
様な印象です。

 

(しかもどちらかというと年々使いづらくなっている模様)

 

いずれは、現地に口座を持って、
そちらからも自由にお金が引き出せる様にしておいた方が
いざという時は心強いかもしれません。

 

「備えあれば憂いなし」という事で、

 

「多分大丈夫だろう。」ではなく、
「最悪の事態。」を想定して、

 

バックアップや、サブの口座やカードは
できる限り用意して行こうと思います。

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