基本的な対処方法は同じですが、形状が少し違っていて戸惑ったので自分のメモも兼ねて記事にしました。
ある日の昼前、朝食を済ませて
のんびりしていると、床のホコリやゴミが急に気になりだしました。
この部屋は(古いコンドミニアム)は
airbnbを通して借りているのですが、
ちょっと頼りなさげな掃除機が備えられています。
その掃除機を使って
少しきれいにしようと思い立ち、掃除機のプラグをコンセントに差し込んで、コンセントについている電源ON/OFFのスイッチをカチャっと入れた瞬間でした。
「ボン!!」
というすごい音とともに、一瞬火花が・・・。
正直、何が起きたのか分かりませんでした。
呆然としながら部屋を見回すと
今まで動いていたシーリングファンがゆっくりと止まっていきます。
点いていた電気もいつの間にか消えていました。
慌てて、部屋の電気やファンなど、
全てのスイッチをカチャカチャと入れてみるのですが、全く反応がありません。
「・・・・一体なにが起こったん?」
思わずエセ関西弁で独り言を口走ってしまうほどに動揺しました。
マレーシアでブレーカーが落ちた時の対処法
「ボン」という音が、
軽く小爆発くらいの迫力があったので、
完全に部屋の電源系統全体が壊れてしまったと思い、途方にくれました。
「どうしよう?ホスト(家主/大家さん)に連絡しないといけないかも。」
と、考えてノートPCの
電源をいれたのですが、
Wifiのルーターも電源が落ちているので、ネットにも繋げられません。
「まずい。連絡すらできん・・・。」
想定外の火花と小爆発で、完全に冷静さを失っていました。)
なぜか意味不明に、水道の蛇口をひねり
水が出る事を確認。
「よし、トイレには行ける。」
と自分を必死で落ち着かせます。
部屋のブレーカーを探す。
そっとドアを開けてホールをのぞくと、
うっすら電気がついている様子の部屋を発見。
やはりこの建物自体が停電したわけではなさそうです。
ここで、ほんの少しだけ冷静になりました。
「もしかしたら、ブレーカーが働いてくれているかも?」
ブレーカーが落ちているなら、
元に戻せば復旧するかもしれません。
バスルームや、キッチンの上など
あらゆる場所を探すのですが、なかなかブレーカーが見つかりません。
探すこと数分。
しかしこの時間、30分くらいにも感じました。
入り口のドアの近く、
キッチン脇の戸棚のなかに
ようやくそれらしいものを発見しました。
(棚の中の白いカバーに覆われたブレーカーらしきものを発見)
日本のブレーカーとはちょっと形が違うが操作方法は同じでした
ブレーカーらしきもののカバーを開けると
ありました。
ですが、私が知っている日本のものとは形が違うので、戸惑いました。
赤が電源オン/緑がオフでした。
私の部屋にあったものは、
赤が通電している状態を示し、
緑が、安全装置が働き(ブレーカーが落ちて)、
オフになっている事が分かりました。
(この写真は、全部赤色になって復旧させた状態のものです。)
緑色になっているレバー(日本のものよりもかなり小さく可愛いサイズ)を引き上げて、赤にすると無事に電源が入りました。
すごい音がしたので、
完全に電気系統全体が壊れてしまったのかと思ったのですが、ちゃんとブレーカーが働いてくれていたみたいです。
注意点/ブレーカーのレバーを戻す前に全ての電源をオフにしよう
これは、日本でもマレーシアでも
共通ですが、ブレーカーのレバーを戻す前に、
必ず、部屋の電源スイッチをオフにしておきましょう。
編集後記
その日は、ゆっくりと
リラックスして過ごす予定でしたが、
思わぬハプニングで半日つぶれてしまいました・笑
小爆発の原因は変換プラグでした。
掃除機は、どこの国の
製品なのかは、分かりませんが日本のプラグの形とよく似たものになっていました。
そのままでは、マレーシアの
コンセントにはささらないので、変換用のプラグがついていました。
後から確認すると、この変換プラグが黒く焦げて異臭がしていました。
どうもこのプラグがショートして、
ボン!と小爆発を起こした様です。
それ以来、この掃除機はこわくて使えず、
同じく部屋に備えられていたホウキで掃除をしています。
もう後2週間で、別のコンドに移る予定なのでしばしの辛抱です。
このコンドミニアム(サービスアパートメント)、
airbnbで見た時、写真はすごく綺麗だったのですが、かなりあちこち傷んでいて、色々ツッコミどころが満載です。
後日追記:その後、新しいコンドミニアムに引っ越したのですが、
そこでもブレーカーで悩まされました・笑

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